協働ロボット取り回し参考例
ロボットケーブル保護 | サイルベア®フレックス

サイルベア®フレックスとは、協働ロボットの複雑な動きに対応できるロボットケーブルカバーです。

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協働ロボットにケーブル保護が必要な理由

協働ロボットではアームの回転や屈曲動作に伴い、 ケーブルやホースへ繰り返し曲げ応力が加わります。

その結果、ケーブル断線、被覆破損、配線の絡まり、 ホース摩耗などのトラブルが発生する場合があります。

サイルベア®フレックスは、 三次元方向の複雑な動きに追従しながら ケーブル・ホースを保護するために開発された ロボットケーブル保護ソリューションです。

協働ロボットにケーブル保護が必要な理由

サイルベア®フレックス取扱方法

各部名称

サイルベア・フレックス 各部名称 サイルベア・フレックス 各部名称

①カバーの開・閉方向

サイルベア・フレックス カバーの開・閉方向
  • 隣り合うカバー同士が重なる構造のため、一方向からしか開・閉できません。(開・閉方向は逆になります)
    • 開方向:端部のカバーが外側に重なっている
    • 閉方向:端部のカバーが内側に重なっている
  • 必ず、方向を確認をして開・閉作業を行なってください。

②カバーの開け方

サイルベア・フレックス カバーの開け方
  • カバーの開閉は手で行なえます。スケルトンを挟んだ左右の空間に親指を入れ、左右に開くと開けやすくなります)
  • 開け難い場合は、マイナスドライバーを△マーク部の窪みに差込み、ツメを外してください。

③カバーの閉じ方

サイルベア・フレックス カバーの閉じ方
  • 片側のカバーを閉じる時に、カバーのフック部がスケルトンの軸部にはまったことを必ず確認してください。
  • はまっていない場合、正常な動作ができません。
  • 次に、もう一方のカバーを閉じ、ツメをはめてください。上記の作業を繰り返します。

④ブラケットの固定方法

サイルベア・フレックス ブラケットの固定方法
  • 片側のブラケットをM4 ボルト(SW、平ワッシャー使用) で装置に固定してください。
  • 上/ 下のブラケットが外れた場合は、固定していない側のブラケットを90°回転させた状態で、軸部とフック部をはめ合わせ、組付けます。
  • 固定ブラケット/中間ブラケットとも同様です。
  • 固定ブラケットの場合は、装置に固定したブラケットに本体をはめ込みます。
  • もう一方のブラケットを回転させながら、本体にはめ込み、M3 ボルト(SW、平ワッシャー使用)で上下のブラケットを締結します。(L=12㎜以上推奨)
  • 中間ブラケットの場合は、上下のブラケットで本体を挟み、M3 ボルトで締結します。

⑤短くする場合

サイルベア・フレックス 短くする場合
  • 長さを短くする場合は、短くするモジュール数+1 モジュール分のカバーを開き、スケルトンをニッパー等で切断してください。
  • 切断部は、図示寸法以下になるように調整してください。

⑥延長する場合(オプション部品のジョイントカバーが必要です)

サイルベア・フレックス 延長する場合
  • 既存製品と延長する製品を準備し、前後、上下の向きを揃えてください。
  • 既存製品末端部のカバーを開き、スケルトンから取外してください。
  • 延長製品は全てのカバーを開き、接続側末端部のカバーをスケルトンから取外してください。
サイルベア・フレックス 延長する場合
  • ジョイントカバーを延長製品側のスケルトンに組付けます。この時、ジョイントカバーのマークの向きとスケルトンの形状を揃えてください。
  • 末端のカバーの内側にジョイントカバーを配置しなければならないため、スケルトンを持ち上げながらジョイントカバーに組付けてください。
  • 次に既存製品側のスケルトンをジョイントカバーに組付けます。
サイルベア・フレックス 延長する場合
  • ジョイントカバー側から末端方向へ順番にカバーを閉じてください。
  • [カバーの閉じ方の頁]同様にカバーのフック部がスケルトンの軸部にはまっていることを確認して、カバーを閉じてください。
  • ジョイントカバーは、フック部が2 箇所ありますので、両側ともはまっていることを必ず確認してください。
    ※ 脚の長いフックは、カバーを閉じた後にフック部を指でつまみ、確実にはめ込んでください。

ブラケットホルダー取扱方法

各部名称

サイルベア・フレックス ブラケットホルダー各部名称
  • ブラケットホルダー・・・2ヶ
  • 面ファスナー・・・2本
  • M4ボルト・・・4本
サイルベア・フレックス ブラケットホルダー取扱方法
  • 片側のブラケットを付属のM4ボルト(SW、平ワッシャー使用)でブラケットホルダーに固定してください。
サイルベア・フレックス ブラケットホルダー取扱方法
  • ブラケットホルダーの側面開口部に付属の面ファスナーをフック面がブラケット側(上図参照)となるように挿入します。
サイルベア・フレックス ブラケットホルダー取扱方法
  • ブラケットホルダー(ブラケット)を取り付ける位置に、面ファスナーを使用して固定してください。
サイルベア・フレックス ブラケットホルダー取扱方法
  • ロボットアームに固定したブラケットに、サイルベア®フレックス本体を嵌め込みます。
サイルベア・フレックス ブラケットホルダー取扱方法
  • もう一方のブラケットを回転させながら本体に嵌め込み、付属のM3ボルト(SW、平ワッシャー使用)で上下のブラケットを締結します。

取付例図1

サイルベア・フレックス 取付例図1
  • 動作確認、安全確認の為、必ず低速での試運転を行い、サイルベア・フレックス本体が突っ張ったり、引っ掛かったりせず、ロボットの動きに追従するかを確認ください。 突っ張りや引っ掛かったりが生じたままロボットを動作させるとサイルベア・フレックス本体が破損したりケーブルが断線する場合がありますので、 ブラケットホルダーの位置や個数を調整してください。
  • サイルベア・フレックスの各機種の最小屈曲半径以下とならないように設置してください。
  • 面ファスナーはロボットアームの関節部分には取り付けを行わないでください。
  • 作業に適した服装、適切な保護具(安全眼鏡、手袋、安全靴等)を着用してください。
  • 必ず定期的に保守点検をして下さい。

    ※図1で示しているブラケットの取付位置はあくまで参考です。ロボットの種類や動作によって、適切な取付位置は異なります。

参考動画

サイルベア®フレックスは、各種ロボットメーカーのアーム部への取付例があります。 ロボットメーカー別の特設ページでは、実際の取付イメージをご確認いただけます。

TM Pulg&Play 認定

TM Robot
Techman Robot

サイルベア・フレックス 取付例-TM
動画を見る 特設サイトはこちら

サードパーティ製品

COBOTTA PRO
株式会社デンソーウェーブ

サイルベア・フレックス 取付例-COBOTTA PRO
動画を見る 特設サイトはこちら

プラグイン認定

FANUC Robot CRX
ファナック株式会社

サイルベア・フレックス 取付例-FANUC Robot CRX
動画を見る 特設サイトはこちら

公式HP掲載

YASKAWA MOTOMAN-HC
株式会社安川電機

サイルベア・フレックス 取付例-YASKAWA MOTOMAN-HC
動画を見る 特設サイトはこちら

UR+認定

UR CB/UR eシリーズ
UNIVERSAL ROBOTS

サイルベア・フレックス 取付例-UR CB/UR eシリーズ
動画を見る 特設サイトはこちら

よくあるご質問

Q. サイルベアフレックスとは?

産業用ロボット・協働ロボット等の多関節ロボットの配線を保護するケーブルカバーです。

Q. サイルベア®フレックスの特徴は?

主な特徴は以下の通りです。

  • モジュールごとに角度規制(左右15度ずつ)を設ける事で、局部的な過度なねじれを防止しケーブル・ホース類耐久性向上に繋がります。
  • 収納面(内側)が平滑な仕上げをすることで摩耗を抑制します。
  • 工具不要でカバー開閉が手で行うことができ、ケーブルの収納・交換が容易に行えます。

Q. ケーブルを結束バンドで固定する方法との違いは?

一般的な固定方法はケーブルを拘束するため、ケーブルにストレスが集中し断線の原因になる場合があります。 一方、サイルベア®フレックスはケーブルを無理に固定せず、自然な動きを許容しながら負荷を分散する点が大きな違いです。

Q. どのような課題に効果があるか?

ケーブル断線・ケーブルのねじれ・ロボットとの干渉・ワークとの接触・ケーブルの引っ掛かり、 などに効果があります。

Q. サイルベア®フレックスはクーラント液への耐性があるか?

はい。クーラント液への耐性はございます。

Q. サイルベア®フレックスは1リンクから購入可能か?

サイルベア®フレックスは指定長さ販売をしております。以下より選定をお願い致します。

  • KSF-25-060-030(495㎜)
  • KSF-25-060-060(990㎜)
  • KSF-25-060-120(1980㎜)
  • KSF-35-070-050(1m)
  • KSF-35-070-100(2m)
  • KSF-35-070-150(3m)
  • KSF-50-110-050(1m)
  • KSF-50-110-100(2m)
  • KSF-50-110-150(3m)

Q. 定尺長さ以上で使用したい場合はどうすれば?

延長の場合は、オプション部品のジョイントカバー(接続部材)をご使用ください。
▼使用方法については、下記動画をご覧ください。
YouTube動画:ロボットの配線カバー「サイルベアフレックス」の長さ調整方法を紹介!

Q. 定尺長さ以下で使用したい場合はどうすれば?

短くするモジュール数+1モジュール分のカバーを開き、スケルトンをニッパー等で切断してください。
▼詳しくは、下記動画をご覧ください。
YouTube動画:ロボットの配線カバー「サイルベアフレックス」の長さ調整方法を紹介!